3DAYS熊野 レポート(その2)

第2ステージ 千枚田ステージ


今回最大の山場コースであり、総合優勝の行方が決まるステージだ!!


この一ヶ月、登りを意識して練習を行ってきた。


前日のミーティングで三船さんからいただいアドバイスをしっかりと頭に叩き込みスタートする。


作戦は、とにかくのぼりでは遅れないようにすること!!


千枚田は下りで追いつける距離をキープしつつ走るということ!!


そして、耐えて耐えて最後の青年の家ゴールで差し切る!!


一週間前にも試走に来た。コースも熟知している。千枚田に至っては、5回登っている。


コースの距離、勾配、耐え所も分かっている。


ここは、勝つのは無理かもしれないが、トップで集団でゴールすることを目標とする。


最初は7kmのパレード、初めての経験だったが、たくさんの声援をもらえるとなんだか嬉しいものだ(^^)


スタートして、直後に軽いのぼり、周りを見渡すと、みんな余裕がありそうだ。


飛び出す選手もおらず、安定したペースで淡々と進む、やはり長いのぼりが2箇所あるので、警戒しているのだろう…


そして、折り返し地点手前からペースが徐々に上がる。試走して分かっていたが、ここで極端にコースが狭くなる


もちろん、集団の前に位置する。問題なくクリアー(^^;)


そして、コースを左に曲がり、いよいよ千枚田へ!!


麓の看板からは、事前の試走で9分程度、そして、勾配は前半きつめ、後半は緩め前半さえうまく走りきれば絶対ついて行く自信がある!!


問題の前半は2番手〜3番手で走り、常に周りを牽制する。ペース安定している!!ここはクリアーできると確信!!


途中、一人アタックする。5m〜10m距離が開くが、誰も追わない、この距離なら追いつけるし、後ろの集団のほうが大きい


危険な距離にならないように、3番手で走る!!しかし、後ろの集団は崩壊状態になっている!!


そして、頂上付近に近づくと、2番手の選手もアタック!!1番手と2番手の選手が合流


しかし、距離はそれほど開いていない、下りで必ず追いつける距離だ!!合流して3人で逃げるもの手だろう…


落車を注意しながら下りに入る!!しかし、前方とは若干、距離が開いている。これがオーバーペースだったようだ!!


前方2人が落車!!単独のトップに変わる。想定していなかった事態だが、とりあえず安全を意識して下る。


それで追いつかれたら、また、札立で勝負すればよいだろう。下りきって後ろを振り返るが全く集団が来る様子はない


こうなったら、行ける所まで行ってみよう!!とにかく踏んで走り出す!!


途中、審判バイクから後方集団とのタイム差を確認。”1分50秒!!””いける!!”と確信!!


後は踏むしかない!!


しかし!!1分くらいで捕まる!!1分50秒って言ったのに〜(TT)


推測するに、下りきった時にタイム差をとったのだろう…一人で下ったのが、かなりタイム差を稼げたのだろう


そして、それを聞いた集団がローテーションしながら本気で追ってきたみたいだった。


はじめてERクラスで、あんなにキレイなローテーションを見る事ができた(TT)悲しくも…


ここからは、小さいアタックが続きながらも、淡々としたペースで札立に突入!!


ここも、とにかく耐えることを意識する。千枚田で速かった選手はここで、飛び出す気配はない。千枚田で結構疲労してしまったのだろう。


とにかく2番手位置をキープしながら、残り500m!!昨日、3位だった選手がペースを上げる!!


すばやく後ろにつく!!そして、このアタックで後ろの集団は切れている!!ここからは一騎打ちの展開!!


残り200m!!ダメだ〜(××)千切れそうだ。でも、冷静に考えてみる。


いつも、童仙房より苦しいか??マッサの牽きより速いか??答えはノーです。まだまだ、ここから勝負ができるはず


苦しくてもチャンスは来るはず!!相手も苦しいはず!!そして、最終コーナーに突入


相手が勾配をゆるくするように、大きくコーナーを回る。


ここしかない!!と思い、最内のラインを一気にギアを二枚シフトアップしてスプリント開始!!


力の限り!!踏みちぎる!!コンマ一秒が惜しいので、後ろは見ない。このままゴール!!


2勝目をあげることができました。結局、後ろを3秒離すことができた。


今回の勝利は、作戦通り、自分で展開を作ることができました。一番よかったレースであり、準備の大切さを痛感するレースとなった。



今日のおまけ
朝食のお供♪♪そして、マイブーム!!納豆好きにはたまりません!!
ご飯に乗せずにそのまま食べてください
[:H400]